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Hitachi

日立産機システム 新卒採用情報

仕事を知る

佐藤瑞生

入社のきっかけは?

私が大学院で研究していたのは様々な装置を使用するときに消費者や作業者を危険に晒さないようにする製品安全という分野。品質保証という職種を選んだのも、メーカーの技術者としてはいちばんユーザーに近く、製品の性能や安全性を担保する最後の砦だ、と感じたからです。また日立産機システムが手掛けるモータや空気圧縮機などの製品は、小さすぎず、大きすぎず、モノづくりとして面白そうだ、という興味もありました。品質保証は製品に関わるあらゆる技術分野を扱うため、電気、機械、電子など、幅広い知識が身に付けられることに魅力を感じたのも、この職種を志望した理由です。

現在の職種と仕事内容は?

当社の品質保証には、出荷前の製品の検査、調達した部品の検査、納入後に故障した製品の調査など、様々な段階があります。私自身が担当しているのは、開発部門が新製品の試作品を制作した際、そのまま量産して問題がないかを検査する仕事です。作動時に異常な振動や熱、音が発生していないか、開発設計担当者が思っているような性能が出ているかなどを様々な手法を使って調べていきます。滅多にないことですが、この設計では性能や安全性に問題がありますという報告を行うケースも出てきます。新製品の場合、完全な検査を終えるまでには1年以上かかることも少なくありません。

仕事上のエピソード

当社には入社2年目に技術レポートを作成する研修員論文という制度があります。私が論文にまとめたのは、これまで3日以上かかっていた検査を、3〜4時間に短縮する技術についてでした。スクリュー圧縮機という製品は、装置の冷却にオイルを使用しますが、圧縮した気体にもある程度、油が混入してしまいます。その混入量が問題のないレベルかどうかを調べるため、従来は3日ほど製品を動かして測定していました。私が提案したのは圧縮した気体を濾(ろ)紙に通過させ、混入量を測定するという方法で会社にも高く評価していただき、現在は実用化に向けた研究を進めています。

今後の目標は?

私は入社2年目に中国に出張し、現地生産拠点の品質保証部門の立ち上げに参加した経験があります。その時に痛感したのは、日本人が求める高レベルの性能や安全性の基準を、海外の人に理解してもらうことの難しさでした。中国語ができないこともあり「なぜ、そんなことまで検査しなければいけないのか」という現地の方の疑問にきちんと対応できなかったのではないかと思っています。この先は、海外の生産拠点でHITACHIブランドの信頼性を保証しなければならないことも増えてくるはず。いずれは本格的に海外に赴任し、日本の品質保証の考え方を世界に広めることが目標です。

1日のスケジュール

08:30

出社、メールチェック

09:00

設計者との試験工程などの打ち合わせ

12:00

社内で昼食

13:00

開発試験

17:00

試験データまとめ。採取したデータを基に合否判定を行う。

19:00

退社